iPhone SE バッテリー交換
こんばんは。カズです。
2013年のたしか夏頃に初めてiPhone5を所持してから、時々アンドロイドやブラックベリーなどと多台持ちしながらも、基本的にiPhoneを使い続けています。
使い勝手や機械としての信頼性か良いのと、周りにiPhone所有者が多く、iMessageやFaceTimeなどのiPhone同士だと利便性の高い機能に魅力があるので、今後も使い続けていくつもりです。
一方で本体価格が高すぎるのが難点。毎年新機種が発表されますが、10万超えるのも今や珍しくなくなっています。また新機種はどれも大型化が進み、比例して重たくなっているのも難点です。
iPhone SEの理由
そんな中、私はiPhone SEを使っています。SEの発表時にはiPhone6sが販売されていてスペックはほぼ同等でしたが、それまで使っていたiPhone5のサイズが手に馴染んでいたのもあって、価格だけでなく大きさや重量の点で迷わずSEを選択しました。
海外でも使えることやMVNOの格安シムが使えるといった理由で、シムフリー機をアップル公式サイトから購入しました。延長保証も入って7万近くした記憶があります。
シムフリー機は割高ですが、MVNOで通信費を抑えているので十分元が取れていると思っています。また職場の人が持っているiPhoneXを少し使わせてもらって、その大きさと重量からSEの良さを再認識したりしています。
買い替え?
ですが使い始めて2年半、バッテリーのライフが短くなっているのが悩みです。仕事でも使っているのですが、起動しているとバッテリーの残量がどんどん減るため半日で充電が必要になります。2年半の間片時も離さず使っているのですから、当たり前といえば当たり前です。
でも問題は、新しく買える機種のラインアップにはSEもSEと同サイズの後継機も存在しないということ。つまりSEを止めるということはサイズも重さも妥協せざるを得なくなるわけですが、iPhone5から慣れ親しんだこのサイズを切り捨てることは簡単にはできません。
そこでやること。それはバッテリー交換しかありません。
バッテリー交換プログラム
アップルでは公式に「バッテリー交換プログラム」を行っています。
たしか記憶では、当時のOSにバッテリーの消費量を悪化させるプログラムがあって、それをきっかけにユーザーに買い替えを促進させる意図が働いていたのに対するアップルの公式対応だったはず。そのような経緯から、通常の5,400円よりも安い3,200円でサービスを受けられるとのこと。
ただしこのプログラムの適用は1台につき1回のみで以後は通常価格での対応になるということ、加えて2018年末まで継続するというで、このプログラムが発表された時にはバッテリーが元気だったこともあって、「そんなに急がなくてもいっか」とお気楽に構えていました。
ところが、前述のようにバッテリーが急激に悪化したため、改めてこのプログラムに申し込むことを考える必要がありました。
結果的にはこのプログラムは利用するのを止めました。理由は大きく二つ。
- 色々と面倒
- 値段が高い
1.色々と面倒
なにが面倒って、公式ショップまで持ち込むか送付する必要があること。本体をしばらく預ける必要があること。中のデータに対する補償はされないためバックアップを取る必要があること。預けている間の代替機は自分で用意する必要があること。
やれと言われればやれます。が、面倒。店舗に持っていく時間ももったいないし、取りに行く時間ももったいない。以前使っていたiPhone5を引っ張り出してきて一時的に移し替えるにしても、そもそもそっちのバッテリーの方が怪しい。きっと古いOSに対応しないアプリやデータもあるでしょうから、その対応も考えなくてはいけない。考えただけでも面倒。
2.値段が高い
「安くやります」といっても3,200円。通常価格と比較すれば安いかもしれませんが、何かにつけて高いアップル。通常価格が高すぎるので錯覚しますが、3,200円も十分お高いです。ちょいとアマゾンに相談したら、サードバーティーのバッテリーが2,000円前後であるではないですか。しかも必要な工具まで付いて。上に書いた面倒なことに掛かる工数も考えたら、どう考えたって高いです。
自分で交換
もう結論が出ているので今更の宣言ですが、結局自分で交換することにしました。
自分の性格的に、相応の価格でない物にはお金を払いたくないのと、なんでも自分で経験したいので、自己責任でとにかくやります。
まず購入したバッテリーセットはこちら。
必要工具まで揃って、2,000円でお釣りがきます。すばらしい。
で、作業手順はネットで検索し、こちらを参考にしました。
分解までですが、詳細写真付きでとても分かりやすいサイトです。組み立ては逆順なだけなので何とかなるでしょう。
で、やってみたところ、30分程度で無事に終わりました。
付属の工具はとてもこの価格のものとは思えないほど精度が高く、必要にして十分でした。作業後の動作確認でも問題はありません。
難点としては、バッテリーは当然アップル純正のものではないため、サードバーティの刻印が付きます。この時点で公式の保証を受けるのに制限が生じるかもしれません。
作業には細かい部品の取り扱いが必要になります。部品点数はネジ8個とプレート3種類ですが、特にネジは一度どこかへ飛ばしてしまったら探し出すのは困難でしょうから、容器に入れるとか明るいところで作業するといった配慮がいります。私はバッテリーキットの梱包ケースを利用しました。
またアマゾンの口コミには悪い評価を付けている人もいて、多くはバッテリーの持ちが良くないといったことで、いわゆるハズレを引いてしまった方々のようです。つまり自分のバッテリーがハズレの可能性もあるということ。
これについてはDIGIFORCEが、規定の充電回数に対してバッテリー容量が80%を切ったら無償保証するとあるので、ある程度は安心しても良いと思います。
ちなみに交換前は86%だったバッテリー容量は、交換後は100%になりました。
自分でやるバッテリー交換はおススメ!
上で結論を伝えましたが、やはりアップルショップに出すには色々面倒である一方、交換作業そのものはそれほど難易度の高いものではなく、ちょっとした準備(明るい環境・部品を一時保管する容器など)でリスクも抑えられるので、ぜひ自分自身でバッテリー交換することをおススメしたいと思います。
交換して間もないため、このバッテリーがアタリであることを願ってしばらく様子を見たいと思います。
仕事辞めたい病 再発?
こんばんは。カズです。
最近仕事が多忙で、また辞めたい気持ちがムクムクと大きくなってきています。
理由は色々ですが、やっぱり一番は忙しすぎることと、やっている仕事が正しく評価されるものなのかが疑問であることの二つでしょうか。
業務負荷
今まで主に担当していた北米関連の新規プロジェクトだけでもヒィヒイ言いながらやっていたのに加えて、欧州関連のプロジェクトまで押し付けられ、業務が完全にオーバーロードしている状態。
朝は8時から北米と電話会議があるため、7時半には出社してメールのチェックや電話会議の準備。終わるのが10時前後で会議で上がった課題の対応で午前中はほぼ終了。
18時くらいから今度は欧州との電話会議が20時くらいまで。なので午後はその資料作りをメインに、部下の業務内容の確認や指示。上からお構いなしに落ちてくる大小の業務対応など。電話会議の後は、そこで上がった課題や指摘への対応、50件以上の未読メールに目を通したり回答したりで、ふと気づくと23時で事務所に一人きりになっていることが続いています。
仕事の振り返りや次への打ち手などを考えている余裕がなく、きっと部下にもそれが伝わっていて「余裕のない上司」の烙印が押されていると思います。情けない…。
部下への悩み
部下は現在4名いて、正社員2名とアンカー2名。彼らに対しても悩みがあります。特にアンカーの2名。それが理由になってはいけないと思うのですが、仕事に対して前向きな姿勢はほとんどなし。それでも二人としてカウントされているのは何とかしないといけないと考えています。
例えば、アンカーの一人は仮にも管理職経験のある人なので、若手の育成やサポートを期待していたのですが、言われた仕事以上のことをやることはないし、言われた仕事そのものも指示待ち状態で、自分のペースでやっている状況。午後はコックリコックリしている様を何度も目撃している一方、業務について何か指摘をすると逆切れ&論点のズレた主張を延々とし出すものだから、極力接触したくないお方。管理者としては情けない話なのですが。
もう一人のアンカーはあと数か月でアンカー定年を迎える方で、仕事自体は嫌な顔をせずにやってくれるのですが、なんせITスキルが低すぎて、わからないことがあると周りに聞きまくるため、周りの正社員の業務進度に影響を与えてしまうのが問題。加えて自分の両親の通院への付き添いが週に数度あって、突発的に半休や全休を取るので、手離れの良いルーチン業務ですら安心して任せられないお方。
正社員の中堅2名はそれぞれ実力がついてきた期待の人材ですが、自分の担当業務に手一杯で、それぞれに後輩を付ける必要があるくらい業務を抱えているところを一人で頑張ってくれているので、これ以上何かを押し付けるのは困難。
となると、やはり工数的に足りないのは自分の時間を切り盛りして対応=残業、とならざるを得ず、今の状況が来年も続くことに疑いの余地なし。せめて上司=部長がこの有様に対して助言や行動があればまだ気持ち的に前向きになれるのに、できていないことをブツブツ言うだけなので将来に暗い展望しか見えない。これが辞めたい病の一番の原因だと自己分析しています。
期待の部長の異動!?
そこに来て統括部内にウワサが広まっています。なんでも、統括部内の部長3人がシャッフルされるとか。一人は3月頃に海外赴任が決まっていることを公言しているので、その場合空いたポジションに新しい部長が着任することになります。
いずれにしても、私の上司が誰になるのかによってモチベーションが大きく変わります。この仕事を続けるか否かも…。
誰が自分の上司になるのか?可能性があるのは二つあります。
一つ目は、今の統括部内で部長職に就ける有資格者の内、統括部長に積極的に進言しているOさん(次長レベル)が部長になる可能性。
二つ目は、海外から帰任する誰かが部長になる可能性。ただし誰かは全く予想できず。
個人的には当然一つ目の可能性に大きな期待をしているのですが、果たしてそれ通りになるのか。残念ながら今まで「こうなったらいいな」といった希望的観測が当たった記憶がほとんどがない、つまり夢見がちで冷静な判断ができていないということで、きっと今回もハズレがくるのかなぁと、すでに半分諦めています。
Oさんとはコミュニケーションが取れていて、今の自分の状況を理解した上で打開策を一緒に話したり前述のアンカーの方にも同じ不満を持ってくれていたりしているため、仮にOさんが上司になってくれたら、もう少しこの仕事を頑張ろうと思っています。
40台も半ば、管理職になっているのに他力本願な自分に嫌気を感じつつ、このままではジリ貧なので、他力本願であったとしても状況を少しでも好転させたいと考えています。
スーパーカブHA02 スターター修理
こんにちは。カズです。
以前の記事では、すでに完成したカブの紹介をしました。
new-kazu.hatenablog.com
前後しますが、修理やカスタムの過程を記事にしていきます。
前回はサビサビマフラーの清掃とそれにまつわるトラブル解決について書きました。カブのレストアシリーズの最後として、今回はスターターの修理について書きます。
スターターが壊れた原因
この車両は知人から入手したのですが、外観的なボロさは見ればわかりましたが、知人からひと言「スターターも動かんよ」とのこと。
原因を尋ねると、「朝の通勤時に、どうしても少しでも早く会社に着きたくて、約80キロで全開走行時に『ひょっとしてココでスターターを回せばもっと速くなるんじゃないか?』と思ってやってみたら壊れた」とのこと。
・・・なるほど。
色々とツッコみたいところではありますが、なにせタダでもらった立場ですから、グッとこらえてダメージ個所を想像しながらバラシてみまることにします。
スターターの分解
まずモーターそのものがダメになっている可能性が高いと判断し、モーターを固定していると思われるボルトを外しに行きます。
レッグシールドを外して裸にした後に固定ネジ3本を外して揺すってみたら、外れそうな隙間はできたのですが何かに引っかかっている様子。
となるとクランクケース側を開けるしかないので、左側のクランクケースカバーを開けえてみたらビックリ。こんなところまでサビサビとは。
フライホイールからスターターの駆動チェーンまで全てサビサビ(涙)
どうなったらこんなにサビだらけになるのか・・・。
とりあえずスターターモーターを外すのに引っかかっていたのはこのチェーンと、それに連結しているスプロケットであることは間違いないので、スナップリングを外したあとに固着したチェーンに苦労しながらもなんとか外しました。
ところが、それでも何かに引っかかっているようなので、ハンマーで叩いてみることに。初めはやさしく叩いてみたものの外れる気配がないので、だんだんと強くインパクトを与えていたら「バキッ」といやーな音がしてモーターが外れました。
クランクケースが割れたことを覚悟しながらよくよく観察すると、モーター側のハウジングの一部が割れたようで、最悪の事態は免れました。
それにしてもハウジングの中までサビサビ。原形やら部品構成の想像がつかない状態。
急遽ヤフオクで部品を検索したところ、同じエンジン型式でハウジングとチェーンまで付いたスターターが出品されていました。
数点あった中で程度が良く廉価なものに入札し、競うことなく落札。その週末には届きました。比べてみると、元のモーターがいかにダメかよくわかりました。
せっかくなのでいったんバラシて、ブラシ周辺の清掃やグリスアップなどをして、同時に買っておいたOリングやガスケットを交換して再度組付け。ハウジングの合わせ部分は念のためオイルストーンで均しておきました。
エンジン本体の方は、可能な限りサビを落としたものの限界があるし、どうせ見えないところなのである程度のところで妥協。
後は逆の手順でチェーンとモーターを組み付けて、配線をし直して完了。
ドキドキしながらスターターボタンを押したら「キュルキュル」と元気よくセルが回りました。良かった良かった!
キックだけでもエンジンは掛かりますが、セルがあるのは90の中でもこのグレード(カスタム)だけだし、なにせ90のカスタムがカブ兄弟のなかで一番高価であることのアイデンティティがこのセルスターターだったので、どうしても直したかった個所です。
実際に直す前と後とで使い比べて、セルがあると普段の足として使う上で利便性が格段に良いことを実感しました。ぶっちゃけ楽です。
総括
さて、10回以上かけて記事にしたオンボロカブのレストアですが、これで終わりです。
実は今回記事で書かなかったことも色々とやってます。例えばフロントフェンダーやレッグシールドの加工とか、配線し直しとか。大小問わず挙げたら多分あと5回は連載できそうですが、なにせ写真を撮り忘れているため文章だけだと伝わりにくいかと思い、写真に収めた作業だけで終わることにします。
レストアが終わって日常の足として活躍してくれているカブ。通勤メインですでに500km以上走ってますが、その間トラブルなく快調に通勤快速の役目を果たしてくれています。
はじめは様子を見ながらでしたが、調子が良いので最近では子供の送り迎えやちょっとたタンデムツーリングなんかもやっています。
今まで「カブなんて」と見向きもしなかったのですが、乗ったりいじったりすると、機械としての信頼性・豊富に流通する部品・情報の多さに感心しました。
そして排気量や車格の大きいバイクにはない機動性の良さ、そしてその存在自体が日常的であるがゆえに周りの人へ与える警戒心の低さも、安心して乗れる大きな要素なんだと実感しています。
まだやり足りないこと、例えばリアキャリア&ボックスの取付けやリアサスの交換などもありますが、懐事情と相談しながら追々やっていこうと思います。その際はまたブログで紹介したいと思います。
スーパーカブHA02 マフラーのサビ落とし
こんにちは。カズです。
以前の記事では、すでに完成したカブの紹介をしました。
new-kazu.hatenablog.com
前後しますが、修理やカスタムの過程を記事にしていきます。
前回はチェーン&スプロケットの交換を記事にしました。今回はサビサビマフラーの清掃とそれにまつわるトラブル解決について書きます。
マフラーのサビ落とし
このオンボロカブをオンボロたらしめているのは、きっとマフラーがサビだらけだからだと思います。とにかく以前からなんとかしたかったものの、特に理由もなく手を出さずに引っ張ってきましたが、ようやく手を付ける時がきました。
まず車体からマフラーを外します。写真を撮る前にうっかりサビを落とし始めてしまったため、本当のサビサビ具合が分かるものは↓の写真中央の辺りで察して頂くしかないのですが、とにかく触るとサビがボロボロと落ちてくる状態。
サンダーに研磨ディスクを取り付けてガシガシ磨きます。
使用した研磨ディスクはこれ。#120くらいがちょうどよかったです。
細かいところにはベルトサンダーやスコッチブライトを使って落としていきました。
それでもサビ跡がアバタのように残っていたので、耐熱スプレーで艶消しブラックに塗装することにしました。
メッキの上から塗装してもすぐにはがれてくるので、足付けのためにサビてないところも同じように研磨して、パーツクリーナーで脱脂してから塗装しました。うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが。
スタッドボルト交換
マフラーを外す時にスタッドボルトもサビが酷く、ナットを外す時に少しナメてしまいました。理由はナットの先端が隠れていないためそこからサビてくるからなので、袋ナットにしておこうと考えました。
どうもカブのスタッドボルトは長さが短いらしく、カブ専用に長めのボルトが社外品で出ているので、どうせボルトを交換するので社外品の長いものに交換することにしました。
選んだのはこれ↓
まずはノーマルのスタッドボルトを抜く必要があります。
専用工具があるようですが、そんな出番の少ない特殊工具をイチイチ買っていられないのでダブルナットで外します。
ところがここでトラブル発生。ネジが根元でねじ切れてしまいました。一応シリンダーヘッドを炙っておいたんですが…。
仕方がないので残ったネジを揉み出します。
ポンチでネジにセンターマークを付けて、そこに垂直に穴を開けていきます。
ネジの谷と同じサイズまで開けたらタップを立ててネジを作ります。
失敗は許されないので慎重に垂直に立てます。
最後に捨てネジで具合を確認。なんとか上手くいきました。
もう一つ残っているので、今度は失敗しないように十分に炙っておきます。
その甲斐あってか、こちらは問題なく外せました。
購入したロングタイプとの比較。その差はわずか数ミリですが、されど数ミリ。
新しいスタッドボルトも同じようにダブルナットしてからエンジンに組付けます。そのままだと、万が一また外す時に苦労する可能性があるため、ワコーズのスレッドコンパウンドを塗布してから組みます。
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組付ける方はスムーズにできました。またまた写真を撮り忘れました。
最終的な完成状態はこんな感じです。
見た目で一番残念だったマフラーでしたが、真っ黒になって「カブだけどなんか違う」というイメージを出すアクセントになりました。
さて、いよいよ佳境に入りました。
一番手間が掛ったのが配線ですが、地味な上に分かりにくいので割愛します。なので次に紹介するスターターモーターの交換を、レストアの最後の記事にしたいと思います。
スーパーカブHA02 チェーン&スプロケット交換
こんにちは。カズです。
以前の記事では、すでに完成したカブの紹介をしました。
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前後しますが、修理やカスタムの過程を記事にしていきます。
前回まで前後ホイールのサビ落としとタイヤ交換が完了しましたので、次はチェーン&スプロケットの交換です
購入部品
まずは購入したスプロケット。
フロントはノーマル15Tですが、ネット情報から最高速側に振った方が良さそうと判断して16Tにしました。
キタコ(KITACO) ドライブスプロケット(16T/420サイズ) NSR50/モンキー(MONKEY)/グロム(GROM)等 530-1010216
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リアはノーマルと同じ38Tをチョイス。
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次にチェーン。スプロケットの丁数に合わせて少し長めのを購入。
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チェーン加工
スプロケットを取り付けてチェーンを仮付けし長さを確認したら、一コマ分長かったので切断します。
バイス(万力)に固定してカシメ部分をサンダーで削ります。
削るとこんな感じ。プレートの表面が均一に削れればカシメが効かなくなります。
チェーンの隙間からタガネを軽く打ち込んで、プレートを外します。
組付け
チェーンを這わせて、同梱のクリップで繋げて完了。
チェーンカバーは「アウトスタンディング」のH-01タイプを購入。
チェーンアジャスターもサビサビだったので交換。
チェーンカバーと一緒に「アウトスタンディング」で購入。同じようにサビるのが目に見えっていたので、奮発してステンレス製をチョイス。といっても1000円ですが。
足回りがキレイになってシャキっとしました。
次はマフラーのサビ落としです。ここでトラブル発生!詳細は次回の記事で。
スーパーカブHA02 タイヤ交換&ホイールのサビ落とし
こんにちは。カズです。
以前の記事では、すでに完成したカブの紹介をしました。
new-kazu.hatenablog.com
前後しますが、修理やカスタムの過程を記事にしていきます。
前回まででテール周りの部品取り付けが完了しましたので、次はホイールのサビ落としです。
リアホイール
ホイールの状態はこんな感じです。
スポークはもちろん、リムもサビサビ。この時点で内側の様子もなんとなく想像できるので覚悟して臨みます。
タイヤを外すと案の定のサビ具合。なかなか手強そう。
この時点でリム交換したい病は発症しましたが、出費がかさむためグッとこらえて修理を継続します。
こんなサビ落としの強い味方は、ミニ両頭グラインダー。
これにはリューターが付属していて、さすがのグラインダーのパワーでワイヤーブラシを装着してガシガシ錆を落とせます。
コンパクトだし値段も8千円台なのでお手頃なのでお気に入りです。
一度リューターをウエスに巻き込んで、中のワイヤーがねじ切れたことがあったのですが、補修部品で購入できたのは嬉しかったです。
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使ったワイヤーブラシセット。これだけのセットで1,500円未満なのはとてもありがたいです。あんまり高回転にするとワイヤーが飛び散るので、回転数を抑えて使うのがポイント。
飛び散ったワイヤーが服に刺さるとチクチクして痛いので注意が必要です。もちろん保護メガネは必須。
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とにかくガシガシ磨いていきます。
大体15分程度でこの程度までになります。これ以上はあんまりやっても意味ないようなので良しとします。
リムの表はメッキが生きているところもあったので、メッキ用コンパウンドを使って磨きます。ピカールでも良いと思います。
ついでにリムバンドも交換。元々付いていたものはサビが付着して切れやすい状態でした。1個200円でお釣りがくる程度の値段。
満足できる程度まできれいになったのでタイヤ交換。
値段と評判でダンロップをチョイス。
往年のTT100を彷彿させるようなパターンなのも決め手でした。
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ハブもサビサビ。
先ほどのリューターを使って磨きまくりです。
↓ビフォー
↓アフター
フロントホイール
お次はフロント。
ホイールを外したついでにサス周りの清掃&グリスアップしました。
リアほどではなかったですが、フロントのリムもなかなかのサビ。同じようにリューターで磨きます。
すこしベアリングの回り方がきになったので、シールを外してグリスを注入します。
ブレーキもきれいに清掃&グリスアップして、タイヤを組んでおしまい。
DUNLOP(ダンロップ)バイクタイヤ D107 フロント 2.50-17 (4RP)38L チューブタイプ(WT) 242415 二輪 オートバイ用
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見すぼらしかった足回りがシャキッとしました。走り出す準備が着々と整ってきています。
次はチェーン&スプロケット交換、チェーンケース交換の作業を紹介します。
スーパーカブHA02 テールランプ&ウィンカー取付け
こんにちは。カズです。
以前の記事では、すでに完成したカブの紹介をしました。
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前後しますが、修理やカスタムの過程を記事にしていきます。
前回まででフロント周りの部品取り付けが完了しましたので、次はリア周りのカスタムです。
ウィンカーステー加工
フロントと同様、ウィンカーステーを作成します。
アルミの角パイプを適当な長さに切って、固定とケーブル取り出しの穴を開けます。
ウィンカーのネジが入る個所を叩いて潰します。
タップでネジ山を作ります。
ウィンカーを取り付けます。
ウィンカーとテールランプを固定するベースプレートも作成します。
テールランプの取付け
カブのカスタムを検索すると多いのが、リアフェンダーを外しっぱなしにしてショートフェンダー化したもの。例えば↓のような。
これはこれでアッサリとした感じで悪くはないですが、雨天走行時にはドロが跳ねて背中が汚れるのが目に見えています。通勤快速を目指している自分としてはこれはNG。
なのでノーマルみたいに野暮ったくなく、スッキリさせて且つドロよけ機能も損なわないものを作ります。
まず外した純正のリアフェンダーから△マークの部分を切り出します。形状をダイエットさせつつこの部分でしっかりとドロよけさせます。
リフレクタと一緒に山型の金具に固定します。この金具はナンバーと一緒に固定します。
ちなみにこの金具は近くのホームセンターで95円でした。バイク専用品だと1500円近くするので安く済みました。
テールランプとナンバーを付けるとこんな感じ。
ちなみに、購入したテールランプはナンバーステーと一体型になったもので、900円の格安品です。安い割に作りは悪くなかったです。
ナンバーの角度が好きではなかったので、ステーを追加で曲げました。
テールカウルの加工
テールランプ周りの形状をどうやって処理するか。
悩んだ挙句にフロントフェンダーをショート化させた際に余った部材を流用することにしました。
そのままだと芸がないので、フタも兼ねてプラプレートを切り出して接着剤で固定しました。
フレームに固定するためのネジ穴と配線を通す穴を開けます。
偶然?にも、形状的に80年代のホンダのテールカウル形状が再現できました。
ちょっとムリがあるか…。
テール周りの加工も完了しましたので、次はホイールのサビ落としとグリスアップです。