しばられない生き方 〜Reborn myself〜

四十路にして惑いまくりの中、自分の人生は自分で舵取りすることに四苦八苦することをつづっています。趣味のバイクや木工も書いています。

iPhone SE バッテリー交換

こんばんは。カズです。

2013年のたしか夏頃に初めてiPhone5を所持してから、時々アンドロイドやブラックベリーなどと多台持ちしながらも、基本的にiPhoneを使い続けています。

使い勝手や機械としての信頼性か良いのと、周りにiPhone所有者が多く、iMessageやFaceTimeなどのiPhone同士だと利便性の高い機能に魅力があるので、今後も使い続けていくつもりです。

一方で本体価格が高すぎるのが難点。毎年新機種が発表されますが、10万超えるのも今や珍しくなくなっています。また新機種はどれも大型化が進み、比例して重たくなっているのも難点です。

 

iPhone SEの理由

そんな中、私はiPhone SEを使っています。SEの発表時にはiPhone6sが販売されていてスペックはほぼ同等でしたが、それまで使っていたiPhone5のサイズが手に馴染んでいたのもあって、価格だけでなく大きさや重量の点で迷わずSEを選択しました。

海外でも使えることやMVNOの格安シムが使えるといった理由で、シムフリー機をアップル公式サイトから購入しました。延長保証も入って7万近くした記憶があります。

シムフリー機は割高ですが、MVNOで通信費を抑えているので十分元が取れていると思っています。また職場の人が持っているiPhoneXを少し使わせてもらって、その大きさと重量からSEの良さを再認識したりしています。

 

買い替え?

ですが使い始めて2年半、バッテリーのライフが短くなっているのが悩みです。仕事でも使っているのですが、起動しているとバッテリーの残量がどんどん減るため半日で充電が必要になります。2年半の間片時も離さず使っているのですから、当たり前といえば当たり前です。

でも問題は、新しく買える機種のラインアップにはSEもSEと同サイズの後継機も存在しないということ。つまりSEを止めるということはサイズも重さも妥協せざるを得なくなるわけですが、iPhone5から慣れ親しんだこのサイズを切り捨てることは簡単にはできません。

そこでやること。それはバッテリー交換しかありません。

 

バッテリー交換プログラム

アップルでは公式に「バッテリー交換プログラム」を行っています。

support.apple.com

たしか記憶では、当時のOSにバッテリーの消費量を悪化させるプログラムがあって、それをきっかけにユーザーに買い替えを促進させる意図が働いていたのに対するアップルの公式対応だったはず。そのような経緯から、通常の5,400円よりも安い3,200円でサービスを受けられるとのこと。

ただしこのプログラムの適用は1台につき1回のみで以後は通常価格での対応になるということ、加えて2018年末まで継続するというで、このプログラムが発表された時にはバッテリーが元気だったこともあって、「そんなに急がなくてもいっか」とお気楽に構えていました。

ところが、前述のようにバッテリーが急激に悪化したため、改めてこのプログラムに申し込むことを考える必要がありました。

結果的にはこのプログラムは利用するのを止めました。理由は大きく二つ。

  1. 色々と面倒
  2. 値段が高い

 

1.色々と面倒

なにが面倒って、公式ショップまで持ち込むか送付する必要があること。本体をしばらく預ける必要があること。中のデータに対する補償はされないためバックアップを取る必要があること。預けている間の代替機は自分で用意する必要があること。

やれと言われればやれます。が、面倒。店舗に持っていく時間ももったいないし、取りに行く時間ももったいない。以前使っていたiPhone5を引っ張り出してきて一時的に移し替えるにしても、そもそもそっちのバッテリーの方が怪しい。きっと古いOSに対応しないアプリやデータもあるでしょうから、その対応も考えなくてはいけない。考えただけでも面倒。

 

2.値段が高い

「安くやります」といっても3,200円。通常価格と比較すれば安いかもしれませんが、何かにつけて高いアップル。通常価格が高すぎるので錯覚しますが、3,200円も十分お高いです。ちょいとアマゾンに相談したら、サードバーティーのバッテリーが2,000円前後であるではないですか。しかも必要な工具まで付いて。上に書いた面倒なことに掛かる工数も考えたら、どう考えたって高いです。

 

自分で交換

もう結論が出ているので今更の宣言ですが、結局自分で交換することにしました。

自分の性格的に、相応の価格でない物にはお金を払いたくないのと、なんでも自分で経験したいので、自己責任でとにかくやります。

 まず購入したバッテリーセットはこちら。

DIGIFORCE LPB-DIGISE 互換バッテリー PSEマーク 工具付

DIGIFORCE LPB-DIGISE 互換バッテリー PSEマーク 工具付

 

 

必要工具まで揃って、2,000円でお釣りがきます。すばらしい。

で、作業手順はネットで検索し、こちらを参考にしました。

bunkaikoubou.jp

分解までですが、詳細写真付きでとても分かりやすいサイトです。組み立ては逆順なだけなので何とかなるでしょう。

で、やってみたところ、30分程度で無事に終わりました。

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付属の工具はとてもこの価格のものとは思えないほど精度が高く、必要にして十分でした。作業後の動作確認でも問題はありません。

 

難点としては、バッテリーは当然アップル純正のものではないため、サードバーティの刻印が付きます。この時点で公式の保証を受けるのに制限が生じるかもしれません。

作業には細かい部品の取り扱いが必要になります。部品点数はネジ8個とプレート3種類ですが、特にネジは一度どこかへ飛ばしてしまったら探し出すのは困難でしょうから、容器に入れるとか明るいところで作業するといった配慮がいります。私はバッテリーキットの梱包ケースを利用しました。

またアマゾンの口コミには悪い評価を付けている人もいて、多くはバッテリーの持ちが良くないといったことで、いわゆるハズレを引いてしまった方々のようです。つまり自分のバッテリーがハズレの可能性もあるということ。

これについてはDIGIFORCEが、規定の充電回数に対してバッテリー容量が80%を切ったら無償保証するとあるので、ある程度は安心しても良いと思います。

 

ちなみに交換前は86%だったバッテリー容量は、交換後は100%になりました。

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自分でやるバッテリー交換はおススメ!

上で結論を伝えましたが、やはりアップルショップに出すには色々面倒である一方、交換作業そのものはそれほど難易度の高いものではなく、ちょっとした準備(明るい環境・部品を一時保管する容器など)でリスクも抑えられるので、ぜひ自分自身でバッテリー交換することをおススメしたいと思います。

交換して間もないため、このバッテリーがアタリであることを願ってしばらく様子を見たいと思います。