XR250(ME06) メンテ・社外部品組付け
こんにちは、カズです。
語られつくされていますが、緊急事態宣言中のゴールデンウィークでステイホームしているため、やることも限られることもあって、溜まったネタ(忘備録含む)を記事にしていきます。
- シール交換
- 燃料コックシール交換
- ツールボックス Oregonian camper M-Flat
- ディスクガード(シャークフィン)組付け
- チェーンガード組付け
- クラッチレバー一式交換
- タイヤ交換 ピレリMT21
- おさらい
シール交換
エンジンをO/Hして下がりによるオイル減りから解放されたと思って林道へ行った帰り、コンビニの駐車場でふとバイクを見るとリアホイール周辺がオイルでビタビタになっていました。さらに見るとチェーン周辺からリアディスクまでオイルだらけ。
やれやれ、今度は腰下のシールからのオイル漏れです。生産から25年経っているので、シール類もその用を足さなくなってきているのでしょう。これを機に気になるところを交換します。
漏れたオイルが林道の砂や土を吸い寄せてこびり付いていたので、まず高圧洗車機である程度きれいにします。オイル漏れが疑わしいのはドライブシャフトとギヤシフトシャフトのシール。両方ともサイドスタンド側にあるため、右側に傾けてから当該箇所へアクセスします。
案の定、ドライブシャフトのシールがパンクしていました。ギヤシャフトの方は大丈夫のようですが、漏れてくるのは時間の問題なので一緒に交換します。
いつものWebikeの純正部品注文サービスを利用しチャッチャと注文し、数日後には配達されました。
ふと部品を見ると、ドライブシャフトシールにはリブが付いています。つまりクランクケースの内側からしか嵌められない構造です。さすがにこのためだけにクランクを割るのは勘弁してほしかったのでネットで調べたところ、さすがはXR専門店、ヴァイタルスピリッツさんのHPにそのあたりの情報がありました。
ヴァイタルさんではリブなしの純正代替部品を紹介していますが、手元にあるシールを使わないのはもったいないので、金切りバサミでリブを切り取ることにしました。
多少凸凹していますが、シール性には影響はないでしょう。
次に今付いている古いシールを外す必要があります。リブが付いているとなると外すのが大変だろうと覚悟して臨んだところ、なんとこちらも同じ処理がされていました。前のオーナーと同じ問題に対して同じ対処をしていたというのは、なんとも複雑な心境です。
ケース側とシャフト外周をきれいに掃除し、シャフトの凸凹でシールが痛まないようシャフトにマスキングテープを巻いてから、ラバーグリスをシール内側に塗布して組付けます。外周にはヴァイタルさんの情報通り数カ所に瞬間接着剤を付けて押し込みます。
ギヤシャフトについても同じようにやって完成。
燃料コックシール交換
以前ネットで購入したXR350のタンクに付いていた燃料コックですが、潰れてシール性が不十分だったようで、無理やり潰されていましたので、今回一緒に純正部品を購入しましたので交換しました。
ツールボックス Oregonian camper M-Flat
以前より、林道の見晴らしの良いところでコーヒーを飲んだらさぞかしおいしいだろう思っていたところ、走りに影響せずガスバーナーや鍋がスッキリ収まるボックスをアウトドアショップで見つけたので購入しました。
衝動買いせず寸法などを測ってから購入に踏み切ったのですが、その間に店頭品は売り切れてしまったので、アマゾンで購入です。店頭と同じ価格でした。
中の仕切り板を調整したところ、コーヒーキットがちょうど収まりました。またRallyのキャリアにもピッタリサイズでした。ついでにカブのボックスにもバッチリ入りました。
実際にはカブに常時積んでいて、仕事帰りに近所の小山に登って夜景を見ながらコーヒーを飲んでます。ちょっとした心の洗濯になります。
ディスクガード(シャークフィン)組付け
先日走った林道で倒木を迂回する際に、ディスクガードが破損してしまいました。
これも樹脂製ゆえに、寄る年波には勝てなかったようです。
社外のごっついディスクガード=シャークフィンを探したところ、MooseRacing製の良さそうなのが販売されていました。
海外からの取り寄せ品ということと、おそらくコロナウイルスの影響による物流の停滞もあったのでしょう、納品に2週間ほどかかりました。ちょうどGW初日に配達されたのでさっそく組付けました。
かなりの厚みがあります。測ったら7㎜ありました。衝撃を受けたらおそらくスイングアーム側の取付けステーがひん曲がるでしょう。
仕上げは悪くありません。
付属ネジがボタンタイプで好きではないので、フランジ付六角ボルトで組み付けます。
スイングアームのヤレ具合と比べると輝き過ぎて浮いてますね(苦笑)
チェーンガード組付け
チェーンガードも樹脂製ということで、はやり劣化していました。シャークフィンと同じMooseRacing製がありましたので購入しました。
比較するとごつさが分かりやすいですね。
サイドプレートはアルミ製で5㎜の厚みがあります。
スイングアームへの60㎜の取付ボルトがショボいので、焼き入れボルトかステンレスにでも交換したいと思います。
削り出しそのままのシャークフィンと違って、バレル研磨されているので見た目でそれほど浮きません。
年齢のせいでしょうか。こちらの処理の方がシックリします。
クラッチレバー一式交換
4月末に予定されていた、MXパークくんまのレースに申し込んでいましたが、コロナの影響で延期されてしましました。
レースを見据えて少しでも軽いクラッチにしたくて、DRCのウルトラライトクラッチに交換しました。ネット上ではかなり評判が良いので期待大です。
組付けは簡単、純正のクラッチレバーホルダと交換するだけ。
レバーにはワイヤーのタイコを組むところが3カ所あって、支点になるボルトに一番近いところに組むとクラッチ操作が一番軽くなるはず。
見るとタイコが収まる辺りでバリが目立ったので、このままではワイヤーが傷つく恐れがあるため、リューターでバリ取りします。
確かに軽さが実感できます。長時間のレースではかなり助かるはず。
スペアで専用レバーを買わないと。
タイヤ交換 ピレリMT21
履いていたタイヤ、ミシュランT63が終わったので交換しました。
T63は割と良かったですが、廃番になったのか?ほとんど流通していない上に高く、さらに固いので交換が大変なので、素直に定番のピレリMT21にしました。
ちょうどヤフオクで前後セット11,500円(+送料着払い 約2,000円)で出ていたのでポチりました。安かったので製造日が古いことを心配しましたが、2018年の14週(3月末くらい)なので問題ないでしょう。
サイズが多少変わりますが、MT21には他の選択肢がないため已むをえません。
フロント: T63 90/90-21 → MT21 80/90-21
リア: T63 100/90-18 → MT21 110/80-18
久々の交換に加えて、T63の固さとヘビーチューブに手を焼きました。リアタイヤ交換の際、案の定チューブを噛んでパンクさせてしまいました。
チューブを新調するのに時間が掛かりましたが、なんとか交換完了です。
おさらい
今回購入した部品・製品の一覧です。
ディスクガード・チェーンガード・クラッチレバーで15,164円しましたが、たまったTポイントで購入したのでリストからは除外しました。
早く走りたいですが、緊急事態宣言が解除されるまでは自宅でおとなしくしておくことにします。