スーパーカブ分析
こんばんは。カズです。
前回の記事では、オンボロカブを入手したところまで書きました。
とにもかくにも、このオンボロの素性が分からないことには部品を手に入れるにしても困るということで、さっそくググってみました。
利用させて頂いたのはこちらのサイト ⇒ カスタムジャパン
バイクパーツ適合検索 | カスタムジャパンの仕入総合WEBカタログ┃カスタムジャパンの仕入・通販カタログ
はじめて利用するサイトですが、カブやモンキーなどの小排気量に強いショップさんのようです。
取り扱いされている部品も、純正部品の廉価品だったりマニアックなカスタムパーツだったりと、この先カブを保有していくのであれば付き合いが長くなりそうです。
諸元によれば、このカブは「スーパーカブ90 スーパーカスタム」というのが正式名称で、型式はHA02。ヤフオクでHA02で検索したら、確かにこのカブの部品がたくさん出てきました。
1995年製ということは23歳。私がハタチそこそこの時に作られたんですね。あの頃は迷いまくりダラけまくりの日々を送っていました。タイムトラベルできるなら飛んでいって叱ってやりたい・・・。と思うと、なんだか甘酸っぱい香りがしてきました。
続けてメーカーのプレスリリースを検索。
ホンダは歴代車両のプレス情報をHPに公開しています。
このオンボロ、当時のカブ兄弟の中で一番高額だったようです。
ちなみに2018年の60周年記念のカブ50の値段が243,000円。20年ちょっとで約10万円=6割の値上がりです。これが物価指数とどの程度の比例関係にあるのか興味を持ったので、すこし調べてみました。
タバコ、ガソリン、少年誌にみる価格の変遷 : 80年代後半~90年代前半を回顧するブログ
- 少年ジャンプ 190円 ⇒ 260円 (136%)
- タバコ(マイルドセブン) 220円 ⇒ 440円 (200%)
- ガソリン(レギュラー) 115円 ⇒ 150円 (130%)
ん~。160%が妥当なのか否か。工業製品ですから技術的な進歩もあるでしょうし、こんなものかもしれません。
次にメーカーの諸元です。
HA02は、フロントタイヤのサイズが一般のカブよりも若干太いようです。タイヤを選ぶときにうっかり細いタイヤを買わないように気を付けないといけません。
カブ50カスタムは4速なんですね。将来的にミッションを載せ替えられたら純正カスタムとして面白そうです。
さて、このオンボロをどう料理しようか。
まずはエンジンを掛けてみない事には始まらないので、キャブ掃除が第一優先。
次に外装。金属部品はことごとくサビているので、サビ撲滅作戦は確実にやりますが、どうやるかが問題。部品をぜーんぶ買っていったら、それこそヤフオクの相場クラスの金額にすぐに届きそうだし、それならそういった個体を買えば良い訳で。
あくまで普段の足として使うことが目的で、あんまり金は掛けたくない。つまり新品部品は極力買わず、サビは落として塗装などでごまかすのが出費も抑えられて見た目もボチボチの方法になるでしょう。なのでマフラーやホイールはこのやり方でいきたい。
ただ、このカクカクとしたデザインはどうにも好きになれない。私の中のカブは丸目のヘッドライトとウィンカー、そしてブレーキランプ。そのイメージに近づけるように少し外観のカスタムをしてみたいです。
次の記事から、修理しながらカスタムを進める様子を書いていきたいと思います。