しばられない生き方 〜Reborn myself〜

四十路にして惑いまくりの中、自分の人生は自分で舵取りすることに四苦八苦することをつづっています。趣味のバイクや木工も書いています。

管理者研修で考えたこと その1

こんにちは。カズです。

前の記事では、「先の見えない日々を、ヒィヒィ言いながらも仕事に専念していた」というところまで書きました。
new-kazu.hatenablog.com

 

座学研修にて

そんな中、7月に課長に昇進したため、昇格者研修を受けることになりました。

朝から晩まで4日間ぶっ通しで、そのうち3日は座学18単位を受講し、残る1日は受講者19名が4つのチームに分かれて討論する形式でした。

 

座学の半分は既に知っていたことのおさらい程度で、半分は管理者として知っておかなくてはならない内容に関するものでしたが、まぁそのあたりはどうでも良いんです。

この座学研修で知り得たことは3つあります。

  1. グローバルで仕事のニーズは増えていること
  2. 新規参入が増え、コモディティ化の波に飲まれていること
  3. 人材が集まらないこと(全社で千人弱のバックオーダー)

これを自分の立場に置き換えると、

  1. 仕事は増えるいっぽう
  2. 販売価格は下がり、必然的に利益は減っていく
  3. 仕事は増えても増員できず、従業員それぞれの負担はますます増える

といった状況になっていく、いや、もうそういう状況になっています。

つまりプライベートな時間はますます減っていくのだ、ということが、今更ながらハッキリとわかりました。

 

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改めて自分のキャリアパスを思い浮かべてみました。

身近な「キャリアで先行する人=部長」を見てみると、月の半分は海外出張に出ており、出張先からはその出張でのタスクはもちろん、もともとの複数のタスクも同時にこなしています。昼夜曜日を問わずメールでフォローし、タスクごとの報告もとても上手くまとめている。性格的にはまったく尊敬できないことはヨコに置いておいて、そのストイックな姿勢は素直にスゴイと思います。

が・・・。自分がそれをできるのか?それを目指すのか?そんな人にないたいのか?
何度も自問自答しますが、答えはすべてノーです。
 
でも上に挙げた我が社を取り巻く環境からすると、部長と同様かそれ以上やっていかなきゃ仕事はまわらない、ということです。
このシンプルな結論に行きつき、絶望してしまったのと同時に、かろうじて持ち耐えていたモチベーションも一気に消え失せてしまいました。
 
会社としてはきっと、この研修を通じてますますヤル気と責任感のある管理者に育てることを狙っていたと思いますが、私に関してはまったくの逆効果になってしまいました。
 
もう一つ、この研修で得たことがあります。
皮肉にも、それも会社の思惑とは別の方向に私の気持ちを向かわせることになるのですが、それは次の記事で書きたいと思います。